• モロッコで眼病治療キャンペーンを実施中

ジェッダ:サルマン国王人道援助救援センター(KSRelief)の医療チームは土曜日に、5つの心臓切開手術を含む13の心臓手術をタンザニアの先天性疾患を患う子供たちに施した。 

タンザニアで医療キャンペーンを開始して以来、同センターのチームは55の手術を実施し、高価な治療を受ける余裕のない人たちを助けてきた。

土曜日には、同センターのチームは、モロッコのシシャウイア地方で172の目の手術を行った。モロッコでのキャンペーンは、アルバサール国際財団と協力して実施された。

サルマン国王人道援助救援センターが行ったサウジアラビアの人道支援は、イエメンに対するものが最も多いが、これまで45ヵ国、1,062プロジェクトに及ぶ。

2015年5月以降のサウジからイエメンへの援助総額は、難民の支援、イエメン中央銀行への資金提供、イエメン経済への支援に加え、人道開発援助で160憶ドルに達している。 

同センターの移動型栄養クリニックは、ティバ開発財団と提携して、引き続きサナア県で治療活動を行っている。栄養クリニックによる治療者数は、これまでに1,511人に達している。 

同センターはまた、イエメン全域で給水・衛生プロジェクトを実施している。金曜日には、同センターはアデン県、タイズ県、フダイダ県に救急車を贈呈した。

イエメンの厚生大臣であるナッサ―・バオーム博士は、サルマン国王人道援助救援センター経由のサウジアラビアの支援を歓迎した。

同センターは、イエメンの高等救援委員会と連携してイエメンの衛生分野を支援している。

同センターによると、慢性病治療に必要な透析液その他の薬剤をイエメンに提供しているという。

同センターは、負傷したイエメン人の緊急治療も同国で提供しており、イエメンで治療できない人たちはサウジアラビアや地域のその他の国に搬送される。

同センターは、同センターが設備、医療用品、薬品を提供しているアルサワラ病院への支援を含みタイズで数多くの衛生プロジェクトを実施してきている。同病院の整形外科部門への支援の第一段階だけでも315万ドルに達している。

透析液の最近の出荷が、イランの支援を得たホウシー民兵による盗難にあった時には、同センターは素早く行動し、アルサワラ病院に代替品を発送した。同センターはまた、タリズにあるアルジョムホリー病院およびその他の地域医療センターも支援してきている。

イエメン中の透析センターへの同センターの支援は継続しており、支援の第二段階は、6ヵ月分の医療用品を提供することである。イエメン中の95の医療施設には、世界保健機関(WHO)と協力して燃料も配給している。

同センターのプロジェクトは、UNICEFと協働して実施される基本的医療、母体医療、小児医療プログラムを含む多数の医療分野に及んでいる。

同センターは、赤十字国際委員会(ICRC)と協力してタイズ、アデン、ムカラおよびサナアにある義肢センターにも支援を広げており、現在タイズの新義肢センターの開設準備を行っている。

SPA