
アラブニュース
リヤド:連合軍は23日、フーシ派が発射した弾道ミサイルがジーザーン州アハド・アル・マサリハの工業地帯に落下し、住民2人が軽傷を負ったと発表した。
攻撃でスーダン人とバングラデシュ人の住民が負傷し、作業場や民間の車両が被害を受けた。イエメンの正統な政府の復権を支援する連合軍は、この「卑劣で残忍な攻撃」に断固として対処すると述べた。
連合軍は、フーシ派がサウジアラビア南西部に位置する同工業地帯の様々な国籍の民間人を標的にしたのは今回で3回目だと指摘した。
連合軍は24日未明に声明を発表し、サウジアラビアのアシール州にあるダーラン・アル・ジャヌーブに向けて発射された弾道ミサイルを撃墜したと述べた。
落下した破片により、同地域の作業場や民間の車両が被害を受けたという。
また、フーシ派が24日の朝に使用したミサイル発射台は、連合軍の空爆により破壊されたという。
連合軍は23日、イエメンのアル・ジャウフ県から発射された無人機2機を撃墜したと発表した。
一方、イエメン国防省は、戦闘から撤退し、戦闘への参加を拒否した自らの戦闘員をフーシ派が処刑しているという「衝撃的な」情報を得たと発表した。
同省は、「撤退するフーシ派の戦闘員を受け入れるよう部隊に指示を出した」と述べた。
同省はまた、「国際的な正当性、規範、法律に基づいて」撤退するフーシ派の戦闘員に対する安全と適切な処遇を約束した。
同省は、「撤退した戦闘員らは我々が受け入れるゲストで、彼らが希望するときに彼らの地域に帰還させるためのあらゆる支援やサポートを行う」と述べた。