
アラブニュース
リヤド:サルマン国王は9日、米国のジョー・バイデン大統領から電話を受けたと、国営サウジ通信が報じた。
両首脳は、協力関係を強化し、地域の安定を実現する必要性について議論した。
イエメンのフーシ派民兵によるサウジの民間人に対する行為も議題となった。
国王は、国土と市民を守る上で、米国がサウジを全力で支援していることを称賛した。
1月17日、イランが支援するテロ民兵組織によるドローンとミサイルによる攻撃が、アブダビ国営石油の燃料貯蔵施設を襲い、3人が死亡、他に6人が負傷した。
同民兵は、ドローンやミサイル攻撃でサウジ南部の州をしばしば標的にしているが、これらはサウジによって迎撃され、大きな被害は出ないことが多い。
サルマン国王はまた、イランの核兵器獲得を阻止する米国の取り組みをサウジアラビアは支持すると述べた。
2018年に崩壊した2015年の包括的共同行動計画の合意復活に関する協議は、イランが射程1450キロの新たなミサイルを発表したため、今週再開された。
両首脳はまた、テロとその資金供与と対峙するため、相互安全保障協力を強化する必要性についても議論した。
国王は、石油市場のバランスと安定性を維持することの重要性や、OPECプラスの歴史的合意の役割と、これを維持する必要性を強調した。