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選手村代替でクルーズ船=26年愛知・名古屋アジア大会

11日にバンコクで開かれるアジア・オリンピック評議会(OCA)総会で報告する。(AFP)
11日にバンコクで開かれるアジア・オリンピック評議会(OCA)総会で報告する。(AFP)
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08 May 2024 04:05:43 GMT9
08 May 2024 04:05:43 GMT9

愛知県と名古屋市が共催する2026年アジア・アジアパラ大会組織委員会は8日、建設を断念した選手村に代わり、港にクルーズ船を停泊させ、宿泊先として活用することを検討すると発表した。11日にバンコクで開かれるアジア・オリンピック評議会(OCA)総会で報告する。

組織委によると、名古屋港の金城ふ頭(名古屋市港区)に、3000人程度を収容できるクルーズ船1隻を約20日間停泊させることを想定。一部の選手の宿泊先や交流の場として活用する。五輪やアジア大会規模の国際大会では初の試みという。

選手村を巡っては、組織委が昨年3月、経費削減のため建設を断念。既存のホテルなどで代用する方針を示していたが、OCA側からは、一定規模の宿泊拠点を確保する必要性が指摘されていた。

クルーズ船の活用で選手団の宿泊施設を減らせることから、経費の大幅な変動はないという。組織委会長の大村秀章愛知県知事は記者会見で、「新たな大会の運営モデルの一つとなるよう、検討を進める」と話した。

時事通信

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