Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

在留外国人たちがアート作品を通してサウジアラビアへの愛を示す

展示会「Saudi Arabia in their Eyes」はサウジアラビア文化芸術協会で開催された。(提供写真)
展示会「Saudi Arabia in their Eyes」はサウジアラビア文化芸術協会で開催された。(提供写真)
Short Url:
01 Mar 2022 05:03:24 GMT9
01 Mar 2022 05:03:24 GMT9

サーレハ・ファリード

ジェッダ:サウジアラビアの建国記念日を記念して、インド、パキスタン、スリランカ、エジプト、イエメン出身の20名の女性アーティストが集まり、芸術という媒体を通じて王国への愛と感謝の気持ちを示した。

展覧会「Saudi Arabia in their Eyes(彼女たちの目の中のサウジアラビア)」は、サウジアラビア文化芸術協会(SASCA)で開催され、メッカ地域文化情報省の前局長と、SASCAのモハメッド・アル・スバイ所長によって開会が宣言された。

このイベントに集まった多くの観客は、サウジアラビアの遺産と、国際的なアーティストたちの第二の故郷に対する忠誠心を記録した芸術作品を、目の前で鑑賞した。

展覧会のキュレーターを務めるムーナ・モハメッド氏はアラブニュースに対し、このイベントは「サウジアラビアへの帰属の実際的な解釈を通して愛を」表現することを目的としていると話した。

モハメッド氏は次のように述べた。「サウジアラビア建国記念という機会に、サウジアラビア芸術文化協会から招待を受け、私たちの才能を披露することができ、大変光栄に思います。私たちが故郷と呼ぶこの国への愛と献身と感謝の気持ちを、母国を離れて表現することができるのは、この上ない喜びです。私たちをこの国の一部でいさせてくれていること、そしてこの偉大な国のビジョンと発展に参加するチャンスを与えてくれたことを、サウジアラビアとその国民に感謝します」

10年前から王国に住んでいるインド出身のムーナ氏は、「この機会に、アーティストとしての目を通して、サウジアラビアを表現してみたいと思っています。ここで過ごしてきた豊かな人生をアッラーに感謝します」と話した。

名誉ゲストのサウド・アル・シエキ氏は次のように述べた。「創造的な芸術作品を通じてこの国への愛を示すことは、在留外国人の方々の素晴らしい取り組みです。芸術に祖国も国籍も肌の色もありません。本当の芸術家とは、自分の中にあるものを引き出すことができる人です」

「今日私が見たものは、国際的な作品に匹敵する素晴らしい芸術です」

インドの血を引くアーティスト、リハン・アジズ氏は、皇太子のために、ビジョン2030と王国各地の有名な風景を描いた絵を完成させた。そして、この絵はこの国に対する愛を表現していると述べ、サウジアラビアの文化や遺産を題材にしていると付け加えた。

なぜサウジアラビアのためにこのようなことをしているのか問われ、この22歳のアーティストは次のように答えた。「私はここで生まれ、この国を愛し、人々を愛し、ここで永遠に暮らしたいと願っているからです」

13歳のアリザ・カーン氏は、建国記念日の式典中に行われたサウジアラビアの航空ショーに触発され、サウジアラビア航空の飛行機の絵を描いて参加した。サウジアラビア航空のパイロットを10年間務める父親のモハメド・タリク・カーン機長は、次のように話した。「娘はサウジアラビア航空ショーを見にコーニッシュへ行くのが大好きで、家族が愛するサウジアラビアに関する絵をもっと描くことを楽しみにしています」

特に人気
オススメ

return to top