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メッカへの巡礼者に助言・回答するロボット

ロボットと対話するのは、サウジアラビアやシリア、パキスタン、インドの人々が大部分だ。(提供写真)
ロボットと対話するのは、サウジアラビアやシリア、パキスタン、インドの人々が大部分だ。(提供写真)
ロボットと対話するのは、サウジアラビアやシリア、パキスタン、インドの人々が大部分だ。(提供写真)
ロボットと対話するのは、サウジアラビアやシリア、パキスタン、インドの人々が大部分だ。(提供写真)
ロボットと対話するのは、サウジアラビアやシリア、パキスタン、インドの人々が大部分だ。(提供写真)
ロボットと対話するのは、サウジアラビアやシリア、パキスタン、インドの人々が大部分だ。(提供写真)
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17 Apr 2022 06:04:53 GMT9
17 Apr 2022 06:04:53 GMT9
  • ラマダン期に毎日ウムラーに関する100~150の質問を受け付ける。

タレック・アル・タカフィ

メッカ: 「Guidance Robot」(ガイダンスロボット)は、グランドモスク・預言者のモスク総合庁(General Presidency for the Affairs of the Grand Mosque and the Prophet’s Mosque)の新たな試みである。巡礼者に対し、儀式の作法を教えたり、ウムラーの際の法的な問題に関するファトワを提供したりする。アラビア語や英語、ウルドゥー語で対話することができるロボットで、グランドモスクの中庭、キング・アブドルアジーズ門の近くに設置されている。

総合庁でガイダンスを担当するシェイク・バドル・ビン・アブドゥラ・アル・フライア副責任者は、ラマダン期には毎日、ウムラに関する100~150の質問を受け付けるとアラブニュースに語った。ロボットと対話するのは、サウジアラビアやシリア、パキスタン、インドの人々が大部分だという。

ロボットは多数の書籍の情報にアクセスすることができるほか、アラブ世界の学者からの助言も活用できる。

ガイダンスロボットは4輪で走行し、21インチのタッチパネルが付いている。総合庁によると、「スムーズかつ柔軟な動き」を実現する「スマート停止システム」が備わっているという。また、前後のカメラで全方位の光景をロボットに提供するのに加え、高精度のヘッドホンとマイクも備えている。高速の5GHz Wi-Fiネットワークに接続されている。

総合庁はデジタルプロジェクトの一環として、消毒ロボットや巡礼者にザムザムの水を配るロボットも導入している。これらのロボットは完全に充電された状態で、最大8時間稼働できる。

一連のデジタルプロジェクトは、総合庁の「How To Be A Role Model In The Digital World」(デジタル世界で規範となるには)キャンペーンと平行して実施されている。これらの活動は、2つの聖なるモスクを開発するための総合庁のプランの一環である。

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