
ミラノ:イタリアの国営造船会社フィンカンティエリは、金曜日、サウジアラビア向け艦船4隻を建造する13億ドルの米海軍との契約を獲得したと発表した。
この発注は、米国の対外有償軍事援助プログラムの一環として、軍需企業グループであるロッキード・マーティン社が率いるコンソーシアムが受注した数十億ドルの契約の一部であり、これにフィンカンティエリの子会社であるフィンカンティエリ・マリネッテ・マリーン(FMM)も含まれている、とフィンカンティエリは声明の中で語った。
フィンカンティエリは、ウィスコンシン州にあるマリネッテ造船所でマルチミッション水上戦闘艦4隻を建造する予定である。
ジュゼッペ・ボノ最高経営責任者は、この契約がフィンカンティエリを「非常に複雑であることで知られる米国市場でも比類のない評判を強固なものとするのに役立った」と述べている。
フィンカンティエリの声明によると、ロッキード・マーティン社とFMMは、他のサプライヤーとともに、すでに米国海軍の「沿海域戦闘艦」プログラムに協力しているという。
ロイター通信