





ムハンマド・アル=スラミ
ジッダ:今週ダンマームで発生した銃撃戦で殺された逃亡中の指名手配テロリスト2名は、自動車を使った爆弾テロを計画していたと、サウジの治安責任者が日曜日に明らかにした。
どちらもサウジアラビア人のアーメド・アブドラ・サイード・スワイドとアブドラ・フセイン・サイード・アル=ニムルは、ダンマーム市内にあるアル=アノウドの高級住宅街で彼らを取り囲んだ治安部隊に発砲し、その後射殺された。
治安部隊は、12月25日の銃撃戦の3日間前に、市の北東エリアを封鎖していた。
[caption id="attachment_6793" align="alignnone" width="361"]日曜日、国家保安庁の報道官は次のように述べた:「テロ活動を追跡した結果、関係当局は直近でテロ活動を実行する準備が進んでいたことを示唆する証拠を発見しました。テロ実行担当者が爆発物を搭載した自動車を使うというものでした。」
「追跡の対象となった自動車は、水曜日にダンマームのキングサウド通りでテロリストが運転していたフォード車でした。」
「テロリストに降伏するよう求めると、彼らは治安部隊に発砲し始め、建物の後ろにバリケードを張りました。こうなったことで、治安部隊は危険を排除すべく、彼に応戦せざるを得ない状況となり、それが2人の銃殺につながりました。」
治安部隊の作戦により、もう一人のテロリストが逮捕されたが、捜査中のため、その身元は明らかにされていない。
[caption id="attachment_6792" align="alignnone" width="365"]治安部隊は、テロリストの車の中に5kgのペースト状の物質を発見した。予備検査の結果、1930年代に英国で開発されたセムテックスに似た爆発物RDXであることがわかった。RDXは、2006年のムンバイ列車爆破、2010年のモスクワ地下鉄爆破、さらに2005年にベイルートで発生した元レバノン首相ラフィーク・ハーリーリー氏暗殺など、複数のテロ攻撃で使用されてきた。
報道官は、治安部隊が機関銃1丁、拳銃2丁、実弾、現金を押収したことを述べた。国家保安庁は、外国の敵から支援を受け、サウジアラビア、さらにその国民と居住者の安全と安定を損なうことを試みる犯罪者の追跡を続ける。