
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアは水曜日、イランが保障措置協定の義務を遵守し、すべての未解決の核問題を解決するために国際原子力機関(IAEA)と協力する必要性を強調した同理事会の決議を歓迎すると、同国外務省が声明で発表した。
サウジアラビアはイランに対し、IAEAと協力し、未解決の問題を遅滞なく解決するよう求めた。声明は、理事会メンバーがIAEAと事務局長を全面的に支持することを期待すると付け加えた。
外交筋がAFPに語ったところによると、IAEAは水曜日、イランが国連の核査察団に協力的でないことを正式に非難する決議の採択を発表したという。
米国、英国、フランス、ドイツ――ただしロシアと中国が反対票を投じた――が提出したこの動議は、2020年6月以来初のイラン非難決議であり、米国をイランの核プログラムを巡る2015年の協定に復帰させる取り組みが行き詰まる中で出されたものである。