
モハメド・アル・キナニ
ジェッダ:ハッジ・ウムラ省は、今年ハッジを行う計画の人には、承認を受けた新型コロナワクチンのいずれかの接種を完了していることが、引き続き求められると発表した。
このような確認は、サウジ当局が、閉鎖空間でのフェイスマスクの着用義務など、様々な新型コロナ予防措置の解除を発表してから24時間も経たないうちに行われた。
同省は、今年ハッジを行うつもりの人は全員、公衆衛生局の承認を受けた新型コロナワクチンのいずれかによるワクチン接種プログラムを完了していなければならないことを再確認した。
このワクチン要件は、100万人の巡礼者を受け入れる今年のハッジの電子登録ポータルに記載されている。
新型コロナの予防・感染防止措置の解除に関連する最近の決定に関して、当局は、対策の維持を希望する医療施設、大規模な公開イベント、飛行機、公共交通機関に加えて、メッカのグランドモスクとメディナの預言者のモスクを除き、屋内でのフェイスマスクの着用はもはや必要なくなると発表した。
施設、イベント、アクティビティ、飛行機、公共交通機関への入場には、タワッカルナーのアプリでのワクチン接種証明はもはや不要だ。
しかし、より高い予防水準の適用を希望するアクティビティ、イベント、公共交通機関の管理者は、この決定を免除される可能性がある。
6月1日にヨルダンの首都アンマンで行われた記者会見で、ハッジ・ウムラ担当大臣のタウフィク・アル・ラビア博士は、今年、ハッジを行うのに多くの条件があることは承知しているが、「巡礼者の安全と自国への安全な帰国が我々の優先事項であることに変わりはない」と述べた。
今年のハッジの登録を開始するにあたり、同省は、これまでにこの儀式を行ったことのない人に優先権が与えられることを強調した。また、タワッカルナーのアプリ上での接種状況に基づき、ワクチン接種を完了していない人は、ハッジを許可されないと、同省は付け加えた。