
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は2022年6月21日火曜日、地域訪問の次の行程でヨルダンに到着した。
アンマンに到着したムハンマド皇太子は、アブドゥッラー2世とフセイン・ビン・アブドゥッラー皇太子の出迎えを受けた。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子はこれに先立ち火曜日、アブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領と会談した後、エジプトを発った。
エルシーシ大統領と皇太子は、様々な分野でサウジアラビアとエジプトの関係を強化するための方策と、共通の関心事である地域および国際政治問題について議論した。
エジプト大統領府報道官は、話し合いは「エジプトとサウジアラビアの深く歴史的な戦略的パートナーシップの枠組みの中で行われ、両国の利益、友好関係にある両国民の利益、アラブ国家・イスラム国家の利益に向けた統一ビジョンを持ち、安全保障、安定化、発展、和平の実現を目指すものである」と述べた。
サウジアラビアとエジプトは2022年6月21日火曜日、総額77億ドルに相当する14の協定を締結した。これらの協定は、エネルギー、情報技術、電子商取引、医薬品、インフラ、サイバーセキュリティー、食品、港湾、物流といった極めて重要な経済分野を網羅している。
主要な取り決めとしては、アジュラーン&ブロスホールディング・グループとアラブ・サプライ・チェーン・グループがエジプト石油・石油製品貯蔵センターの建設に関する契約を締結、アクアパワー社がエジプト電力公社と1,100メガワットのクリーンエネルギー発電に関する契約を締結、アジュラーン&ブロスとサミサード・グループが再生可能エネルギーと淡水化に関する投資に関する契約を締結したことが挙げられる。
皇太子はヨルダン訪問の後、トルコを訪問する予定である。