
イスタンブール:トルコ外相は金曜日、フランスはシリアから自国の過激派の国民を引き取るべきだと述べ、アンカラがクルド人戦闘員に対する軍事行動を示唆している北東部の情勢について、米国が唯一の対話相手であると主張した。
ハカン・フィダン外務大臣は、トルコの唯一の目的は、強権者バシャール・アサドが失脚した後のシリアの「安定」を確保することだと主張した。
ターゲットとなっているのは、過去10年にわたり米国と協力してダーイシュの過激派と戦ってきたクルド人主導のシリア民主軍(SDF)である。
トルコは、このグループを国内の宿敵であるクルド労働者党(PKK)と関連していると見なしている。
PKKはトルコ国内で数十年にわたって反政府活動を展開しており、トルコと米国の両国からテロ組織とみなされている。
米国は現在、トルコの同地域における攻勢を阻止するための協議を主導している。
「米国は我々の唯一の相手国である。率直に言って、米国の力を背景にシリアで自国の利益を追求しようとする国々を考慮することはない」と彼は述べた。
彼の発言は、過激派の復活を防ぐための国際連合軍の一員であるフランスを暗に批判していると広く理解された。
シリア北東部へのフランスと米国の軍隊派遣の可能性について尋ねられた際には、フランスが主に懸念すべきは、過激派活動に関連して現地で投獄されている自国民の解放であると述べた。
「フランスが何かするべきことがあるとすれば、自国民を連れ戻し、自国の刑務所に収監し、裁くことだ」と述べた。
AFP