
モハメド・アル・キナニ
ミナ:ハッジ担当の当局と協力しながら、技術・職業訓練協会(TVTC)に所属する40人以上の女性スカウトがハッジに関連するサービスを初めて担当している。
女性スカウトたちはサウジアラビア・スカウト協会の下で、TVTCが今年のハッジが始まってから提供しているサービスの一環を担って活動している。
TVTCの活動部門の局長、アブドゥラー・アル・ドゥハイラン氏は、女性たちの参加は巡礼者に奉仕し、寛容という価値を促進するサウジアラビア社会の道徳的原則を反映していると話す。
TVTCで女性の技術分野のスカウト活動を監督するサラ・アル・ジャッサー氏は、女性スカウトが担う役割は、男性スカウトのそれと同じくらい重要だと語った。
「初めてこの聖地にやってきたTVTCのガールスカウトたちは、メッカを拠点とするキング・ファイサル専門病院の医療従事者を助け、支援することにおいて大きな役割を果たしています。この医療従事者たちは、巡礼者に最高の医療サービスを提供できるよう、最大限の努力をしています」と彼女は言う。
アル・ジャッサー氏によると、女性スカウトはまた、巡礼者や訪問者の登録、病院や医学研究所、薬局への案内、ガイド役など、ボランティア活動の期間中休みなく貢献を続けている。
また、サウジアラビア・スカウト協会は400人以上の男性スカウトを保健省の業務を補助するために認定している。補助業務には巡礼者や訪問者の登録、病院や医学研究所、薬局への案内、病院や健康センターから目的地へのガイド役などが含まれる。
スカウトグループのリーダー、アブドゥラー・アル・サハラン氏によれば、スカウトや移動スカウト、スカウトリーダー、ガールスカウトといった訓練を受けたメンバーたちが、9つの病院と11の健康センターに配置されている。