

アラブニュース
ミナ:保健省は、メッカ、アラファト、ムズダリファ、ミナ、ジャマラートの病院や保健所を通じて治療を受けた巡礼者数が、日曜日までに97,262人に達したと発表した。
今回のハッジ(大巡礼)シーズンにおいて、保健省は巡礼者に治療サービスを提供するために医療施設を準備した。病院数は23に及び、147の保健所がそれをサポートしている。
病床数は4,654床に増加し、集中治療に割り当てられたベッド数は1,080床に達した。
約25,000人の医療従事者が巡礼者に医療サービスを行う資格を持つ。
一方、サルマン国王のゲストプログラムの一環として、イスラム事務・ダワ・ガイダンス省は、巡礼者が国内に到着して以来、細心の注意を払っている。
同省は、巡礼者がハッジの旅の間、必要なあらゆるサービスを受けられるように配慮している。
同省は、あらゆる治療薬や予防薬、救急・診断機器を備えた専門の医療クリニックを提供する。
今年のプログラムでは、対テロ・イスラム軍事連合に参加している41カ国の代表者と、テロ攻撃による死亡者遺族や負傷者が、ハッジの儀式を行うことができるようになっている。
ゲストプログラムでは、巡礼者のために、旅行チケットの確保、ビザの取得、宿泊先からメッカのグランドモスクまでの24時間バス運行などのサービスを提供している。その他、宿泊、交通、食事など、儀式を行う際に必要となるサービスも提供している。
国王の姿勢は、巡礼者に奉仕し、他国と良好な関係を築き、イスラム世界との絆を深めるためのより広い地平を開くという、サウジアラビアの取り組みに沿ったものだ。