
リヤド:サウジアラビアの外務大臣は月曜日、金曜日のアメリカのドローンによるイランの最も有名な軍事司令官殺害を受けて、同王国は「非常に危険な瞬間」にあるこの地域の緊張状態がさらにエスカレートすることを望んでいないと述べた。
「我々は地域の状況がこれ以上エスカレートしないことを切に願っている。今はまさに非常に危険な瞬間にあり、我々は地域だけでなく、より広い世界の安全保障に対するリスクや危険性を自覚しなければならない」と、ファイサル・ビン・ファルハン・アル・サウード王子がリヤドでの記者会見で語った。
「全ての当事者がこれ以上のエスカレーションや挑発を防ぐのに必要なあらゆる措置を講じることを、我々は望む」と彼は語った。
一方、マイク・ポンペオ国務長官は月曜日、クウェートのシェイク・アフマド・ナーセル・アル・ムハンマド・アル・サバーハ外務大臣と電話会談を行った。
ポンペオは、アメリカのドナルド・トランプ大統領による「アメリカ人の生命に対する差し迫った脅威に対応した防衛措置を講じる最近の決定」について協議し、「アメリカは緊張緩和に務めていると強調した」。
彼はまた、サバーハ大臣に、クウェートのアメリカとの継続的な関係に対して感謝を伝えた。
また月曜日には、バーレーンのサルマン・ビン・ハマド・アル・カリファ皇太子がアメリカのマーク・エスパー国防長官と、地域の安全と安定性を維持する重要性について議論したと、国営通信社のBNAが報じた。
ロイター通信