




アラブニュース
ジェッダ:サウジアラビアは、2年ぶりにカアバ神殿の周囲に設置された防護壁の撤去を決めた。これにより、信仰者たちは再びアッラーの家に触れられるようになる。
2日、二聖モスク総合庁長官を務めるシェイク・アブドゥルラーマン・アルスダイス博士がこの決定を発表した。
防護壁は、巡礼者間のソーシャルディスタンスを徹底するために設置された。
巡礼者たちは、儀式としてカアバ神殿の周囲を7周するが、新型コロナウイルス感染拡大防止の殺菌を行うため、2020年3月に閉鎖された。
تقرير مرئي | بعد التوجيه الكريم من مقام خادم الحرمين الشريفين، تم رفع الحواجز الوقائية حول #الكعبة_المشرفة#المسجد_الحرام#رئاسة_شؤون_الحرمين pic.twitter.com/NYadkgOJtD
— الهيئة العامة للعناية بشؤون الحرمين (@AlharamainSA) August 2, 2022
ウムラの新シーズンが始まり膨大な数の訪問者がこのグランドモスクを訪れているなかで、今回の決定はサウジアラビアの指導者層による同モスクへの訪問者に対する思いやりと、儀式を安全かつスピリチュアルな環境で実践できるようにしたいという献身を示したものであるとアルスダイス長官は述べた。
二聖モスク総合庁はサウジアラビアの指導者層の大志に沿い、グランドモスクの運営に関わる全セクターと協力し、巡礼者の受け入れおよび必要とされるサービスの提供に取り組んでいるとアルスダイス長官は述べた。
さらにアルスダイス長官はサルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子の二聖モスクに対する思いやり、配慮、支援に感謝の意を表し、彼らの善行に対してアッラーの祝福がもたらされるよう祈りを捧げた。
二聖モスク総合庁は、群衆管理計画に沿う形でサービス提供に向けた準備を始めており、メッカのグランドモスクおよびその中庭で巡礼者たちが安心して落ち着いた気持ちでウムラの儀式を行えるよう準備を行っていると発表した。