ドバイ:米国国防総省は、広島に1945年に落とした爆弾の24倍の力を持つ新たな核爆弾の計画を発表した。
米国の計画する新たなB61-13 無誘導核爆弾は、現在、約6億9千2百万ドルをかけて開発中のB21レイダーステルス爆撃機として知られている航空機から投下されるものだ。
この新たな兵器には、まだ議会の承認が必要だが、すでに米国共和党の同意を得ている。
デーリーメールによると、国防総省は、「このB61-13は、大統領に、より難しく広域な軍事標的に対してのさらなる選択肢をもたらすことによって、敵国への抑止力および同盟国と協力国への保障を強化することになる。」と述べた。
ジョン・プラム宇宙政策担当国防次官補も、この兵器の発表は「変化を続ける安全保障環境と仮想敵国の増大を続ける脅威に基づいている」と語った。
さらに、「B61-13 は、高度に動的な安全保障環境の課題を達成するための合理的な措置の一つです。我々が、変化によりよく対応するためです」と話した。
この兵器は、最大出力360キロトン‐1945年8月6日に広島に投下された爆弾の出力約15キロトンの24倍になるはずだ。
長崎に3日後に投下された爆弾の出力は、約25キロトンだった。