
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアは、ハドラマウトのアルダバ石油港に対するフーシ派の「テロ攻撃」を非難した。サウジ通信(SPA)が伝えた。
サウジ外務省は土曜日に発表した声明の中で、この攻撃は「これまでになされた全ての努力をよそにフーシ派が延長を拒否したイエメンの国連仲介停戦が期限切れとなった後のエスカレーションである」と非難した。
また、攻撃は国際法に違反しているとも指摘したとSPAは伝えている。
#بيان | تدين وزارة الخارجية الهجوم الإرهابي الذي نفذته مليشيا الحوثي الإرهابية بطائرتين مسيرتين مفخختين استهدفتا ميناء الضبة النفطي في حضرموت pic.twitter.com/Kg5AHbXgvr
— وزارة الخارجية 🇸🇦 (@KSAMOFA) October 22, 2022
「今回の攻撃は、フーシ派が民間施設や経済施設とともに世界のエネルギー供給を一貫して標的にしていることを再確認させるものである」と声明は述べた。
また、イエメンの安全・安定の実現に向けた取り組みに対するサウジアラビアの支持を改めて表明した。
さらに、イエメンの正統な政府と、包括的な政治的解決に至るための同国の停戦延長に向けた国連の取り組みに対する連合軍の支持を再確認した。
アラブ連盟も土曜日、今回の攻撃を非難する声明を出した。
金曜日、ニッソスの石油タンカーが入港の準備をしていたハドラマウトのアルダバ石油港をフーシ派が2機のドローンで攻撃した。
同組織は、この攻撃はタンカーを退去させるための「警告メッセージ」だとした。
イエメン当局によると、港やタンカーに被害はなかった。