
アラブニュース・ジャパン
ドバイ:サウジアラビアは水曜日、日本で開催される「Expo 2025 大阪・関西万博」への参加を発表した。同万博に関連した初めての国際会議として大阪で行われた国際企画会議(IPM)において公式参加契約書に署名したことを受けたものだ。
サウジアラビアは自国の遺産、文化、芸術、伝統を紹介し、2020年のドバイ万博で受賞したパビリオンを通してその成功のレガシーを継承する。
そのパビリオンは3つのギネス世界記録を保持している。「最長のインタラクティブ型ウォーターカーテン(全長32メートル)」「最大のインタラクティブ型照明フロア」「最大のLEDインタラクティブ型デジタルスクリーンミラー(1240平方メートル)」である。また、米国グリーンビルディング協会(USGBC)のLEEDプラチナ認証を取得している。
ドバイ万博でのサウジアラビアの展示には万博全体の来場者数の約24%に相当する人が訪れた。
大阪・関西万博は、公式テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」のもとで、地球全体の人々の結束を促進し、異なる文化や関心をつなぎ合わせることを目的としている。
2025年4月13日~10月13日に開催される同万博は、未来社会の実験場、世界の知を集約・共有して世界の課題解決に貢献する場となることを目指している。
万博全体のコンセプトを支えるのは以下の3つのサブテーマだ。
大阪・関西万博へのサウジアラビアの参加は、国際協力の機会を作り出し、同国と日本の二国間関係をさらに強化するだろう。