
ゴブラン・モハメド
カイロ:エジプトとサウジアラビアは、市場独占と闘い、経済競争を促進するための協力強化で合意した。
カイロで開催された会合で、エジプト競争当局とサウジアラビアの競争総局の代表が覚書に署名をした。
この合意は、両国の法律を尊重しながら協力を促進するための努力の一環として、競争を制限する独占的な行為を防ぐことを目的としている。
エジプト競争当局のマフムード・モムターズ代表は、この合意により、「特に競争に関する指導の役割と競争を促進する政策を定める方法に関して」、より良い情報共有が可能になるだろうと述べた。
モムターズ代表は、覚書には、法律や政策に関する会議、視察、講習の実施や、競争法違反の調査に関する協力強化の合意も含まれていると明らかにした。
サウジアラビア当局のアブドゥルアジズ・アル・ゾウム代表は、相互視察を通じてエジプト当局とより緊密な関係を築いていくと述べた。
同代表は、両当局が苦情への対処、独占的行為や競争を害する事件の摘発に関する経験について情報交換することになるだろうと付け加えた。
アル・ゾウム代表は、覚書は両国の経済発展に歩調を合わせるために、既存の関係を強化するものであると説明した。
アル・ゾウム代表とモムターズ代表が覚書に署名し、エジプトのモスタファ・マドブーリー首相、サウジアラビアのオサマ・ヌガリ駐エジプト大使、その他のサウジアラビア当局者がその場に立ち会った。