
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に参加するためにインドネシアに到着した。11月15日朝、世界の首脳が集まり、ウクライナでの戦争、世界経済の低迷、食料安全保障など、世界が直面している多くの問題について話し合う。
サウジアラビア代表団はバリ島のングラ・ライ国際空港で、インドネシアのルフット・ビンサル海洋・投資担当調整大臣の出迎えを受けた。
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とインドネシアのジョコ・ウィドド大統領。(SPA)
サウジアラビア代表団には大臣や高官が含まれていた。
G20議長国インドネシアのジョコ大統領は15日、2022年サミットで各国の団結を呼びかけ、世界を新たな冷戦に陥らせることがあってはならず、対立を終わらせねばならないと述べた。
ジョコ大統領はサミットの冒頭の演説で、ウクライナでの戦争については直接言及せず、戦争が終わらなければ、世界が前進することは困難になるだろうと述べた。
G20サミットは11月15日~16日の日程でバリ島で開催される。世界トップの経済国G20の会議、200以上の作業部会の会議、今年行われた関連行事を、インドネシア大統領は任期の集大成とする。
世界の首脳が集まり、世界市場の安定に影響を及ぼす重要な議題について話し合うが、ウクライナでの戦争とその経済的影響をめぐる緊張によって影響を受けそうだ。
ロイターより引用