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ウクライナは世界への穀物供給イニシアティブにコミットしている:駐サウジ大使

ウクライナのアナトリー・ペトレンコ駐サウジアラビア大使。(SPA)
ウクライナのアナトリー・ペトレンコ駐サウジアラビア大使。(SPA)
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18 Nov 2022 04:11:03 GMT9
18 Nov 2022 04:11:03 GMT9
  • アナトリー・ペトレンコ大使によると、このプログラムは来年夏までに500万人に穀物を供給する
  • ウクライナのインフラ相は黒海穀物イニシアティブの120日間延長を発表

ラシド・ハッサン

リヤド:ウクライナは食料供給イニシアティブのもとで食料安全保障の保証国としての義務を果たすことにコミットしている。駐サウジアラビア大使が17日に述べた。

アナトリー・ペトレンコ大使はアラブニュースに対し次のように語った。「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は人道イニシアティブ『ウクライナからの穀物』を発表した。これは、2023年夏までにウクライナの穀物を世界中の少なくとも500万人に供給することを見込むものだ」

「これまでに、世界食糧計画の後援のもと、合計22万トンのウクライナ産小麦を積載した7隻の船が、ウクライナの穀物に最も依存している国々に送られた」

「『黒海穀物イニシアティブ』の開始以来、ウクライナは既に合計で1000万トン以上の穀物を輸出している。また現在、穀物輸出を数倍に増やす用意がある」

ペトレンコ大使は、ロシアによる侵攻が世界中の7000万人を飢餓の瀬戸際に追いやったと付け加えた。

「食料を得る権利は世界中の全ての人が持つ最も重要な権利だ。ウクライナの穀物輸出イニシアティブは、戦争がいつ終わるかに関わらず、無制限に拡大されるに値するものである」

「世界の4億人以上がウクライナの穀物供給に依存していることを専門家は強調している。世界の食料市場には順応性がない。ウクライナの食料を他の国々からの供給の多様化で代替することは、今後4~5年でも不可能だということだ」

ウクライナのオレクサンドル・クブラコフ・インフラ相は17日、「黒海穀物イニシアティブ( #BlackSeaGrainInitiative )の120日間延長を予定している」とツイートし、「(世界の)食料危機との世界的な闘いの新たな重要な一歩」だとした。

ウクライナの戦争により穀物価格は過去最高水準に上昇し、国連は世界の最貧国において食料危機が悪化すると警告した。

7月には、黒海穀物イニシアティブのもとで国連、ロシア、トルコの仲介で成立した合意により、ロシアによって封鎖されていたウクライナの黒海の港からの食料や肥料の輸出が可能になり、価格の抑制と世界的危機の回避に貢献した。

11月1日には、ロシアのウラジミール・プーチン大統領がトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との電話会談で、この穀物合意への復帰の前にウクライナからの保証を求めると述べた。

ロシア大統領府の声明によると、ロシアは「イスタンブール合意の厳格な遵守、特に人道回廊を軍事目的に使用しないというウクライナからの確かな保証」を求めた。

トルコと国連が仲介した合意により、8月にウクライナからの穀物輸出が再開され、戦争が引き起こした食料危機が緩和された。

しかしロシアは、ウクライナが安全な輸送回廊をクリミアのロシア艦船への攻撃に悪用しているとして、合意への参加を停止した。

ウクライナは、ロシアの主張は合意から離脱するための「偽の口実」だと反発した。

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