

アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの税・関税当局ザカートは、240万錠以上のカプタゴンの同国への密輸未遂2件を阻止した。
錠剤はジェッダ・イスラミック港とエンプティ・クウォーター港に届いた貨物に隠されていた。
エンプティ・クウォーター港の当局が押収したカプタゴンは1,213,378錠にのぼる。
もう1件の未遂事件では、ジェッダ・イスラミック港の当局が、セメントの船荷に隠された錠剤1,215,353錠を押収した。
これら錠剤の合計末端価格は、インターナショナル・アディクション・レビュー紙が公開している数値を基に計算すると、2,400万~6,000万ドルになる。
当局によると、麻薬管理総局との協力により、薬物没収の後すみやかに6名の薬物密輸業者を逮捕した。
当局は、禁輸品のサウジアラビアへの密輸をなくすことで地域社会と国家の安全に寄与するために、引き続き王国の輸出入における税関での管理を厳しくし、薬物の密輸入に24時間体制で対応していくと強調した。
これより先、リヤドのサウジ当局は今週、別の案件で数百万錠のアンフェタミンの密輸を阻止した。
麻薬管理総局の報道官ムハンマド・アル・ヌジャイディ少佐によると、薬物の密輸と流通網を狙った安全保障追跡調査により、キッチン用厚板の船荷に隠されたアンフェタミン錠剤2,035,200錠を押収した。
リヤドでは薬物を所持していた4名が逮捕され、公訴された。
当局は民間の人々に、過去・現在・将来における密輸計画のあらゆる情報を通報するように呼びかけている。薬物関連犯罪の通報用番号は、国内は1090、国際通話は00966114208417。
疑わしい行為があれば、<<zatca.gov.sa>>からも報告できる。
通報内容が密輸事件と分かった場合、通報者には報奨金が支給される。