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リヤド：エジプト・サウジアラビア・ビジネスフォーラム期間中に15億ドル相当の複数の協定の調印が見込まれている。サウジアラビアとエジプト間の投資はますます活発化しそうだ。

エジプト・サウジアラビア・ビジネス協議会メンバーのトゥルキ・アル・ホケア氏によると、フォーラムはサウジアラビアのマージド・ビン・アブドッラー・アル・カサビー商業大臣のエジプト訪問と同時期の11月20日にカイロで開かれる予定だという。エジプト紙アル・アハラームが報じた。 

両国間の投資と貿易機会の交流を促すことを目的とした同フォーラムには、協議会の代表団が出席する予定だとアル・ホケア氏は述べた。

これらの投資は、減少する米ドル準備高を補強するために、アラビア湾諸国を中心に外国からの投資を誘致するというエジプトの目標の高まりに沿った動きである。

さらにアル・ホケア氏は、期待される投資の大半がエネルギー、不動産投資、農業、観光などの分野に集中していると説明した。

また、両国の歴史的な関係の深さと、あらゆる経済・投資分野、部門における相互補完性を強調し、互いの投資の機会を増やすことになるとした。

一方、サウジ通信社によると、関係者間の強力な経済的パートナーシップを促す提案を発展させることを目的として、第1回湾岸エジプト・ビジネスフォーラムが11月22日と23日にカイロで開催される。

エジプト商工会議所連盟が主催するこのフォーラムには、GCC諸国とアフリカ諸国の代表やビジネスパーソンが参加する。

湾岸会議所連盟会長のハッサン・アル・フワイジ氏によると、同フォーラムは、エジプトとGCC諸国の間の貿易総額が2022年に300億ドルを超えたのを機に開催される。300億ドルの内訳は、アラビア湾からの輸出額が204億ドル、エジプトからの輸入額が95億ドルである。

アル・フワイジ氏は、エジプトにおけるアラビア湾への投資の始まりは数十年前に遡ること、エジプトの経済改革、投資環境の改善、湾岸の投資誘致の取り組みなどによって、近年はそれが増加傾向にあることを説明した。

また、アラビア湾岸諸国のエジプトへの投資額は620億ドルを超え、8,500社以上のアラビア湾岸の企業がエジプトに投資しているとアル・フワイジ氏は指摘した。