


アラブニュース·ジャパン
岩井文男駐サウジアラビア王国日本大使が13日、リヤドのラール·ピュール·ギャラリーで日本美術展「変化と自律性:現代日本人アーティストの版画」を開催した。
ラール·ピュール財団の創設者であるアドワー·ビント·ヤズィード·ビン·アブダラ·アル·サウード王女が美術展のオープニングに立ち会った。
展覧会では、1970年代に版画を通して幅広い可能性を探究し、版画を媒体として現代美術の表現の幅を広げた10人の現代日本人アーティストの作品が数多く展示されている。
岩井大使はオープニングセレモニーでのスピーチで、「サウジアラビアでは漫画やアニメが大変人気を博していますが、現代日本人アーティストの作品を通し、また趣の異なる日本文化の側面をお楽しみいただければと思います」と述べた。
さらに、岩井大使は、この美術展がサウジアラビアの人々の日本文化に対する理解を深め、また2つの友好国の間に既に存在する友好の絆をさらに強いものにする一助となることを期待したいと語った。
美術展はラール·ピュール財団と国際交流基金による協力のもと開催され、2023年1月7日まで一般公開されている。