ドバイの日本料理店「崇寿(TakaHisa)」は、ガルフードのドバイ・ワールド・キュイジーヌ・ディナーの一環として、2月20日にフォーシーズンズホテル・ジョルジュサンク・パリ「ル・サンク」の高名なシェフ、クリスチャン・ル=スケール氏とのコラボレーション・ディナーを開催した。
一生に一度のこのイベントは、1人122,104円(3000UAEディルハム)で、3つの特別席が用意された。
シェフ・タカとシェフ・ヒサは、尊敬を集めるこのフランス人シェフと共に、伝統的な高級料理の枠を超えた9品のコースを考案した。
初めにトロとキャビア、次にシトラス風味の甲殻類のジュで引き立てたピスタチオ・フロストが供された。
そして、シェフは神戸牛の餃子、崇寿の自慢料理である蒸しアワビの肝ソース添え、チョウザメの発酵バターミルク添え、シーバスのエスカロップ、神戸牛のカツサンドをサーブした。
さらに3種類の寿司、神戸牛のラーメンが続き、黒アンガス牛の発酵マッシュルームリーフ添えで締めくくられた。
「シェフ・ヒサも私も、ル=スケール・シェフとの特別なコラボレーションのお話をドバイ・ワールド・キュイジーヌからいただき、光栄に思っています」とシェフ・タカは語る。「和食のエッセンスとフレンチのテクニックを融合させた、忘れられないメニューを一緒に考案しました。このコラボレーションは、世界的に愛されている2つの味の調和のとれた融合であり、革新の祭典なのです」
シェフ・ヒサは、この特別な料理体験に参加できたことに感激していると語った。「このメニューの考案は、ドバイの美食シーンでは今までになかった、フレンチのスタイルを取り入れた日本料理の芸術性を際立たせる絶好の機会でした」
ル=スケール・シェフの輝かしいキャリアは20年以上にも及び、ミシュラン3つ星を獲得、同氏の献身と上質な料理スタイルを象徴している。1996年の1つ星獲得から2012年の栄えある3つ星獲得に至るまで、ル=スケール・シェフの料理は、陸、海、伝統、そして現代性を巧みに融合させ、フランス料理の頂点を極めている。
今回のコラボレーションは、崇寿の2024年2度目のグルメ・コラボレーションとなり、崇寿の芸術性とクリスチャン・ル=スケール氏の技術が融合し、本格的な日本料理の祭典が実現した。