
リヤド:サウジ軍上層部によると、先進技術を用いた防衛システムの配備はサウジアラビアおよび全世界の安全にとってきわめて重要である。
サウジアラビア軍参謀総長、ファイエド・ビン・ハメド・アル・ルワイリ空軍大将は12月14日から15日に開かれた「現代の軍事力」フォーラムの第1回会合で行った演説中に、上記の発言をした。
同フォーラムには、「ドラゴン・グループ」を代表してイギリスやGCC加盟国が参加した。サウジ・プレス・エージェンシーが伝えた。
アル・ルワイリ参謀総長はサウジアラビアも他国同様、急速に変化するテクノロジーをめぐる状況に取り残されることなく、戦闘即応性を維持しなければならないと述べた。これには人工知能を利用した防衛システムの活用も含まれるが、このような技術はチャンスと脅威を同時にはらんでいる。
フォーラムでは、参加者は領空防衛とサイバーセキュリティに無人システムがもたらす危険の増大について議論した。また、戦略通信、情報作戦、宇宙防衛といった議題も取り上げられた。
2018年イギリス海軍艦船ドラゴン上で行われた最初の会合にちなみ「ドラゴン・グループ」と名付けられた団体は、中東諸国の防衛担当トップにより構成されている。
サウジ国営通信