アラブニュース
ドバイ:公共投資ファンド(PIF)はエマール・エコノミック・シティ(EEC)の買収を完了したと声明で発表した。
投資契約により、PIFはエマール・エコノミック・シティの25%の株式を取得し主要株主となる。
エマールECは同社の株式と引き換え、融資の一部(28億サウジリヤル相当)を財務省からPIFに移した。
PIFは声明で、この契約は「不動産、製造、物流、旅行の各セクターにおいて、EECとPIFのエコシステム間の相乗効果を強化する機会となるだろう」と述べた。
「EECへの投資は、PIFを通じて戦略的な経済パートナーシップを構築し、運輸、物流、不動産、観光などサウジアラビア王国の有望なセクターの可能性を解き放つことを目的としたより広範な2021~2025戦略と連携したものです」と、PIFの地域不動産部門代表アイマン・アール・ムダイファ氏は述べた。
収入源を多様化させるためのサウジアラビアの広範な取り組みの一環として、非石油セクターに投資するというPIFの目標にも一致するものだ。