
フランク・ケイン、ダボス
ダボスで1月23日(木)、サウジアラビアが次回の世界経済フォーラム中東サミットの議長国となることが発表された。世界のリーダーたちの集うこの権威ある会合をサウジアラビアが主宰するのは今回が初めてとなる。
世界経済フォーラム(WEF)のブルゲ・ブレンデ総裁は代表団らに対し、「次回の中東サミットはサウジアラビアにて今年の4月5日と6日に開催されます」と発表した。
WEFの公式ウェブサイトによると、同サミットでは第四次産業革命における中東の拠点がテーマとなる。
過去における中東WEFはエジプトとヨルダンで行われ、さらにアラブ首長国連邦でも数回行われている。
この発表はダボスにおける特別会議で行われたが、サウジアラビアが今年11月にG20の議長国を務める準備を進めていることも汲みされての決定だ。中東で主要国サミットが開催されるのは初めてのこととなる。