アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの外務大臣、ファイサル・ビン・ファルハーン王子は2月14日、ブリュッセルでEUの政治・安全保障委員会のデルフィーヌ・プロンク議長と会談した。
会談では、サウジアラビアとEUの地域的・国際的紛争解決に向けた取り組みが議題となるとともに、進歩した両者の関係と様々な分野での協力・協調関係が総括された。
また、ロシア・ウクライナ危機の政治的解決に向けた国際的な取り組みの支援においてサウジアラビアが果たす役割、危機から生じる人道上の問題を軽減するための方策、すべての当事者の間を仲介する努力などが論じられた。
イラン核合意と多国間交渉をめぐる最新の動向や、中東および世界の情勢についても、とりわけ平和と安全保障の促進という観点から議論が交わされた。
この会談には、EUサウジアラビア政府代表部のチーフ、サアド・ビン・ムハンマド・アル・アリフィ氏とサウジ外務省のアブドゥルラーマン・アル・ダウード局長も出席した。
これとは別に、ファイサル・ビン・ファルハーン王子はシャルル・ミシェル欧州理事会議長とも会談した。
両者はあらゆる分野におけるサウジアラビアとEU加盟国の関係深化と協力について議論した。
さらに、中東と世界の双方で安定と安全を達成するための地域的・国際的発展に向けた取り組みが議題にのぼった。
ミシェル氏はファイサル王子と随行団のために晩餐会を催した。