
ヘブシ・アル・シャマリ
リヤド:国立野生生物センターとサウジ・ウォータースポーツ・ダイビング連盟は、両団体の協力関係を強化し、海洋環境の保護に取り組む協定に調印した。
このほど、同連盟会長スルタン・ビン・ファハド・ビン・サルマン王子と同センターのムハンマド・アリ・クルバンCEOが協定書に調印。
協定には、海洋・沿岸環境の再生に向けた活動やキャンペーン、緊急および災害時における共同対応の調整などが含まれる。
両団体は、密漁や違法なダイビング行為に取り組むことで合意しており、ダイビングスポットの評価やインストラクターへのトレーニングも行う予定である。
海洋環境専門家がアラブニュースに語るには、同協定は、国の陸上および海洋資源保護の取り組みに良い影響を与えるであろうとのこと。
プロフェッショナル・ダイビング・インストラクター協会(PADI)でアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーのライセンスを取得したプロダイバー、ムハンマド・アルヤハヤ氏は、いくつかの啓発プログラムに携わっており、協定について楽観視しているとアラブニュースに語った。
「協定は、イベントの開催や、水泳、釣り、レクリエーションダイビングなどの趣味で行うマリンスポーツの普及に確実に反映されています」
Environmental Balance Co.の最高経営責任者であるオサマ・J・クルバン氏は、協定締結により、海洋生息地、特にサンゴ礁保全の重要性について、地域社会やスポーツ関係者の意識を高める一助になると述べている。