
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの外務省は22日、占領下のヨルダン川西岸地区にあるパレスチナの主要都市をイスラエル軍が襲撃したことを受け、同軍を強く非難した。
イスラエル軍が「指名手配中の過激派を見つけるため」とする4時間にわたる襲撃はナブルスで発生し、激しい銃撃戦を引き起こした。これにより少なくとも10人のパレスチナ人が殺害され、その他多くの人々が負傷した。
保健当局によれば、犠牲者の中には72歳と61歳の2人のパレスチナ人男性と16歳の少年1人が含まれていた。
外務省は、イスラエル軍による重大な国際法違反を王国は拒絶すると繰り返した。
サウジアラビアは国際社会に対し、占領を終わらせ、エスカレーションとイスラエルの攻撃に歯止めをかけ、民間人に必要な保護を提供するという責任を果たすよう求めた。
外務省はまた、犠牲者たちの家族、パレスチナの政府と人々に対し、王国は心からの哀悼の念を捧げるとともに、負傷者についても1日も早い回復を祈っていると伝えた。