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サウジアラビア、30億ドル相当の8月のイスラム債プログラムを終了
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19 Aug 2021 08:08:59 GMT9
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- ここ数ヶ月の原油価格の上昇も、新型コロナ禍の影響を被ったサウジアラビア経済を回復する一助となる見込みである
アラブニュース
リヤド：国家債務管理センター（NDMC）は、サウジアラビア政府のサウジアラビア・リヤル建てイスラム債の2021年8月の発行を終了した。113億5,800万リヤル（約30億ドル）に規模が設定されたことを火曜日にNDMCが声明を通して発表した。
発行は3つのトランシェに分割されている。2029年に満期の25億8000万リヤル、2033年満期の44億8,500万リヤル、2036年満期の43億6,500万リヤルの3区分である。
サウジアラビアの2020年末事典での債務残高は約8,540億リヤルで、内59％がリヤル建て、41％が外貨建てとなっていると、NDMCはそのウェブサイトで述べている。
2021年のサウジアラビア予算において、赤字財政が同年に必要とする資金は1,410億リヤルと見積もられている。
2020年の記録的な財政赤字にとなったが、内92％は2021年上半期に解消し、最近ではサウジアラビアの信用格付けも上昇傾向にある。
ここ数ヶ月の原油価格の上昇も、新型コロナ禍の影響を被ったサウジアラビア経済を回復する一助となる見込みである。
サウジアラビア財務省は、この赤字分を補うために、総額約1,240億リヤルを債務として調達し、内国債と対外債務の比率を2020年以来ほぼ同じとする計画である。
NDMCによれば、資金調達の形態は、通常の債券とイスラム債、そして政府による代替融資を組合せたものとなる予定で、予想される赤字の残り分は政府の準備金を充てる予定だ。
2021年の予算書では、2021年末に目標としているポートフォリオは約9,370リヤルに達すると見込まれている。この債務残高は、対GDP比で約32.7%、固定金利75～85% 、変動金利15～25%に相当しているため、政府の公的債務管理方針に沿ったものである。
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