
リヤド:サウジ外務省は、パレスチナ人の存在を否定したイスラエル財務相の発言を拒否し、憎しみと暴力を広め、平和を損なうことに寄与する発言であると21日に発表。
「サウジ外務省は、イスラエル占領政府高官によるパレスチナ国およびその兄弟国民への攻撃的かつ人種差別的発言に対して、サウジアラビア王国の非難と糾弾を表明する」と、ツイッターで同省の声明を発表した。
「 サウジアラビアは、真実に反するイスラエル政府高官の発言を拒否することを正式に発表する」
また、「サウジアラビアは、アラブ和平イニシアチブに従ってパレスチナ問題を解決する努力を支持する」と加えた。
イスラエルのベザレル・スモトリッチ財務相は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相による極右連立政権の宗教極右政党を率いているが、19日、「パレスチナ人など存在しない」、パレスチナの歴史や文化もないと発言した。