

リヤド:イエメンに駐在するサウジアラビアのムハンマド・アル・ジャーベル大使は、サヌアで最近行われたフーシ派との会談では、停戦を復活させ、イエメンでの紛争を終結させることを目的としていたと語った。
「イエメン危機を終わらせるためのサウジアラビアの努力を継続し、イエメンの包括的な政治的解決に向けた2021年のサウジ・イニシアティブに沿って、停戦合意と停戦状態を安定させるために兄弟国オマーンの代表団とともにサヌアを訪問します」とアル・ジャーベル氏は10日にツイートしている。
約1年前に発表された停戦合意により、イエメン国内での活発な敵対行為は大幅に減少し、10月に正式に期限切れとなった現在も、停戦合意はほぼ尊重されている。
特使としてサヌアを訪れたアル・ジャーベル氏はまた、「囚人交換プロセスを支援し、持続可能で包括的な政治的解決に向けたイエメンを構成する各グループ間の対話の場を模索したい」とも語った。
また、サウジアラビアは、悲惨な政治・経済状況や危機の中で、常にイエメンに寄り添ってきたと付け加えた。
「2011年以来、こうした兄弟国による努力は、安全、安定、経済的繁栄を回復するという兄弟国イエメンの人々の願望を達成するために続けられてきました」とアル・ジャーベル氏は述べた。
一方、イエメン政府は、政府とフーシ派民兵の間で8年以上も続く戦争を終わらせるためのサウジアラビアの広範な外交努力を歓迎している。
イエメンのムアンマル・アル・エリヤニ情報大臣は、イエメンでの紛争を終結させ、イエメンでの平和と安定を回復しようとするサウジの努力をイエメン政府は称賛し、イエメン人の苦しみを終わらせるあらゆる和平イニシアチブを支持すると述べた。
アル・エリヤニ情報大臣は、「イエメンに平和をもたらすためにサウジアラビア王国の兄弟たちが行った並外れた努力に感謝するとともに、この地域の平和を達成し、紛争と内乱の段階から安定と安全の段階へと移行しようとするサウジアラビアの努力を全面的に支持します」と述べた。