
アル・ムカッラー:国際的に認知されたイエメン政府は、政府とフーシ派民兵との間の8年以上にわたる戦争を終わらせるためのサウジアラビアの広範な外交努力を歓迎している。
イエメンのムアンマル・アル・エルヤニ情報大臣は、イエメンでの紛争を終結させ、同国の平和と安定を回復しようとするサウジアラビアの努力を同国政府が称賛し、イエメン人の苦しみを終わらせるあらゆる和平イニシアチブを支持すると述べた。
アル・エルヤニ情報大臣は、「イエメン政府は、イエメンに平和をもたらすためにサウジアラビア王国の兄弟たちが行った並外れた努力に感謝するとともに、この地域の平和を達成し、紛争や内戦の段階から安定と安全の段階へと移行しようとするサウジアラビアの努力を全面的に支持します」と述べた。
さらに、2015年3月のアラブ連合によるイエメンへの軍事介入により、フーシ派の軍事的前進に歯止めがかかり、イエメン政府に有利な勢力均衡へと変化し、イエメン領土の約8割からフーシ派の軍隊を追放することができたと語った。
アル・エルヤニ氏はさらに、サウジアラビアはイエメン政府への軍事支援に加え、10年以上にわたり、湾岸協力会議(GCC)和平イニシアチブ(アリー・アブドッラー・サーレハ前大統領の辞任につながった)を後援し、イエメンの政党間の和平交渉を何度も後援し、2021年に戦争を終わらせる和平イニシアチブを提示、2022年にはリヤドでのイエメン諸派の協議を支援、そして、イエメン経済への何十億ドルの注入を行ったと述べた。
「私たちは、サウジアラビア主導のイエメンにおける正統性回復のための連合軍がイエメン政府と国民に提供している政治的、経済的、人道的支援を高く評価しています」
サウジアラビアのムハンマド・アル・ジャーベル大使が4月9日に、サヌアでフーシ派指導者マハディ・アル・マシャトと会談し、紛争終結のための和平協定の最終合意文書について話し合ったことを受けて、イエメンのこの大臣発言が出された。
この提案には、国連の仲介による停戦の6ヶ月延長、全戦線での戦闘の停止、国連が主催するイエメン政府とフーシ派の直接交渉、2年間の暫定期間などが含まれている。イエメン政府による承認後、週末にサヌアに到着したオマーンとサウジアラビアの代表団は、この提案をフーシ派幹部に提示した。
一方、イラン外務省のナセル・カナニ報道官は10日、イエメンの停戦延長と戦争終結に対するイランの支持を再確認し、イランとサウジアラビアとの和解が平和への道を開くことに期待を示した。
イランのタスニム通信は、テヘランで行われた記者会見でのカナニ報道官の発言を引用し、「イランの報道官は、この地域の新しい状況によって、イエメンの人々の利益のためにイエメンで持続可能な停戦が成立することに期待を表明した」と報じた。