
リヤド:リヤドの農場で鳥インフルエンザの症例が報告された件を扱うサウジアラビアの農業当局は、鳥インフルエンザは人間の健康に危険を及ぼさないと国民に保証した。
サウジアラビア環境・水・農業省は、首都の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ(H5N8)の発生が確認され、当局が現場でウイルスが広まらないよう対策を講じたことを明らかにした。
同省の報道官であるアブドラ・アバ・アル・カイル博士は、世界保健機関によると、H5N8は鳥だけに影響を与え、ヒトには感染しないものであると述べた。
同博士は、同ウイルスは2017年の終わりにサウジアラビアで最初に登録されたが、制御されており、公衆衛生を脅かすものではないと指摘した。
現場の緊急チームはこのケースの知らせを受けた直後に農場に向かい、同ウイルスへの対処手順を実行したとアバ・アル・カイル博士は付け加えた。
同博士は、このような施設におけるバイオセキュリティの重要性に留意し、養鶏業者に対し、警戒を怠らず、鳥を扱う際には適切な予防措置を講じ、現期間中に新しい鳥を持ち込まないよう求めた。
同博士はまた、サウジアラビアに対し、この病気にかかる危険を防ぐため、渡り鳥や野鳥を捕獲しないよう、また、家畜緊急治療室(フリーダイヤル8002470000)に疑いのあるケースや複数の鳥の死亡例を知らせるよう強く求めた。
SPA