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リヤド：国際宇宙ステーションに滞在するサウジアラビアの科学ミッションでのロケット打ち上げに先立ち、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子がサウジアラビア人宇宙飛行士のラヤナ・バルナウィ氏、アリ・アル・カルニ氏、マリアム・フィルドゥス氏、アリ・アル・ガムディ氏を歓迎した。

宇宙飛行士のラヤナ・バルナウィ氏とアリ・アル・カルニ氏は、5月にアクシアム・スペースによる2度目の全員民間人飛行士によるISSミッションである、AX-2宇宙ミッションの乗組員に合流する。

バルナウィ氏は、宇宙に飛び立つ初めてのイスラム教徒、サウジアラビア人、アラブ人の女性になる、とサウジ通信社は報じている。

皇太子は、宇宙飛行士は人類のために持続可能な解決策を見つけ出すイノベーションと宇宙研究への貢献という、サウジアラビア国民の能力と願望を象徴している、と断言した。

皇太子は、宇宙飛行士はISSで実施される健康や環境の持続可能性の分野の研究を通じて、人類に力を与え、地球を守り、新たな地平を開くミッションでの、ISSにおけるサウジアラビアの大使であり、代表であるとも語った。

バルナウィ氏とアル・カルニ氏は、この歴史的なミッションへの準備はすっかり整っており、宇宙分野に足跡を残し、人類に奉仕する科学実験を行うのを楽しみにしていると述べた。

フィルドゥス氏とアル・ガムディ氏は、地上の基地からバルナウィ氏とアル・カルニ氏を支援する。

打ち上げは、5月8日の米東部時間午後10時43分（サウジアラビア時間午前5時43分）に、フロリダ州ケープカナベラルのケネディ宇宙センターからスペースXのファルコン9ロケットで行われる予定だ。

4名の乗組員は、スペースXのドラゴンカプセルでISSに向かい、地球を周回する宇宙ステーションで10日間を過ごす。

1985年、空軍パイロットだったスルタン・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ王子は、米国の宇宙航海に参加し、サウジアラビア人として初めて宇宙に飛び立った。