リヤド:サウジアラビアの外科医チームは18日、リヤドで14時間の手術を行い、ナイジェリアの結合双生児ハッサナちゃんとハッシーナちゃんの分離に成功した。
専門外科チームは、キングアブドルアジーズ医療都市にあるキング・アブドゥラー小児専門病院で双子の容体は安定していると発表している。
昨年1月12日にナイジェリアのカドゥナで生まれたハッサナちゃんとハッシーナちゃんは、腹部、骨盤、肝臓、腸、泌尿器系・生殖器系を共有していた。
35人の医療・外科の専門家と看護・技術スタッフを含む85人の学際的チームは、サウジアラビア王室顧問であり、サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)の統括責任者であるアブドラ・アル・ラビーア博士によって率いられている。
手術開始前、アル・ラビーア博士は、手術には8つの段階が含まれると述べた。手術は、サウジアラビアのサルマン国王の指示で行われた。
サウジアラビアの人道支援活動では、過去33年間に23か国から130例の結合双生児を支援しており、ハッサナちゃんとハッシーナちゃんは、分離された56組目の双生児となる予定だ。
ナイジェリアのヤハヤ・ラワル駐サウジアラビア大使は、「この場を借りて、2つの聖なるモスクの管理人、皇太子殿下、サウジアラビアの指導者全員に、ナイジェリアの結合双生児であるハッサナちゃんとハッシーナちゃんへの親切な人道的行為について改めて感謝いたします」と述べた。
「ナイジェリアは、結合双生児を分離する手術が現在進行中であるこの日を非常に嬉しく思っており、私もナイジェリア連邦政府を代表して、手術が成功することを楽しみにしていると述べられることを非常に嬉しく思います」
「アル・ラビーア博士率いる医療チームと、この非常に繊細な手術に携わるすべてのチームに感謝します。アッラーが彼らを祝福し、努力を祝福し、サウジアラビアを祝福し、サウジアラビアの全国民を祝福してくださいますように。ナイジェリアはこの親切な人道的行為にいつまでも感謝し続けるでしょう」
大使はさらに、「私たちは多くの段階が成功裏に実施されたと理解しており、残りの段階が無事完了されることを期待しています」と述べた。