

リヤド:サウジアラビアのアブドゥラー・アルスワハ通信情報技術大臣は、中国の首都・北京で、奨学金制度の下、研修・教育を受けている多数の自国の留学生らと対面した。
面会は、サウジ代表団がデジタル経済、宇宙開発、イノベーション・システムに関する視察のために中国の都市を巡った際の締めくくりとして行われたものだと、サウジアラビア通信社は8日に報じた。
アルスワハ大臣は、ハイサム・アルオハリ通信情報技術副大臣とアブドラマン・アルハルビ駐中国大使の立会いのもと、奨学生らと対談を行った。
アルハルビ駐中国大使は、自国の奨学生らを誇りに思うとしており、サウジアラビアのビジョン2030と人的能力開発プログラムに照らして、人的資本の重要性を説明した。
また、若者と女性は王国のビジョンを実現するための主要な柱の一つだと述べた。
対談で大使は学生らに、デジタル経済、研究・開発・イノベーションセクター、宇宙セクターに関する最新情報や、各セクターにおける王国のビジョンについて説明した。これらセクターでは、科学・工学・数学・技術分野で国際的に競争できる世代の育成が求められる。