
ドバイ:駐日サウジアラビア大使のナーイフ・アル・ファハーディ氏は、ビジョンと相互関係、国際関係に関する調整ができたことで、日本とサウジアラビアの結びつきは今までで最強のものになったと明言した。
アル・ファハーディ氏はまた、この強固な結びつきは2016年のサウジ皇太子訪日の際に確立されたサウジ・日本ビジョン2030に向けた共通の意思の成果であると強調している。同ビジョンには9分野における作業が記されており、具体的には食糧・農業安全保障、メディア・エンターテインメント、医療、インフラ、投融資、産業競争力強化、エネルギー、中小企業設立、文化・スポーツ・教育である。
同大使は日本の岸田文雄首相がサウジを訪問したことを賞賛し、これにより日本とサウジアラビアの相互関係はさらに強固なものとなり、経済のさまざまな側面での協力が進み、経済発展と繁栄が共通の成果となるであろうと明言する。
日本とサウジアラビアの公式関係は1955年に始まった。アル・ファハーディ氏は、両国が国内外および国際相互関係における安定と平和を維持しようとする中での両国関係の強化を示すものだと強く述べている。