
ジェッダ: 7月9日から18日まで東京で開かれた第53回国際物理オリンピックに出場したサウジアラビアの生徒が、3つの賞を獲得した。
サウジアラビア代表は、アブドルアジーズ国王と彼の盟友による才能と創造のための財団、通称Mawhibaが務めた。
同大会は世界82カ国から387人の生徒らが参加。サウジアラビアからは男女5人の学生グループが参加した。生徒らは王国内外の専門家の指導のもと、数千時間にも及ぶ集中的なトレーニングを受けた。
サウジアラビアからは男子2名、女子1名が受賞し、そのうちジェッダの高校生フセイン・カダーさんは銅メダルを獲得した。この結果はMawhiba の下で2,550時間にも及ぶトレーニングを積み重ねてきた集大成となった。
また、アル・アハサ出身のマゼン・アル・シャクスさんは銅メダルを獲得。準備に相当な時間を費やし、2,150時間のトレーニングを受けている。
3人目の受賞者、メッカの高校生のローズ・アル=シンディさんにも感謝状が授与された。彼女もまた、1,850時間にわたる総括的トレーニングを受けている。
Mawhibaのジェネラルディレクター、アマル・アル・ハザー氏は、サウジアラビアのユセフ・アル・ブニャン教育大臣からMawhibaが強力な支援を受けていることを強調した。この支援は、サウジアラビアの一般教育から才能ある男女生徒を育成するMawhibaの取り組みにも拡大している。
アル・ハザー氏は、今年の勝利はMawhibaとその協力者(キング・アブドゥラー科学技術大学も含む)の間で形成された「強力で包括的な同盟」の証であると述べた。
さらに、生徒らと専門家らは共に、素晴らしい成功を収め、国際的な称賛を獲得し、「サウジビジョン2030」で掲げられた大志ある取り組みと目標を達成するため賢明に努力してきたと付け加えた。
サウジアラビアは現在、国際オリンピック大会において、42のメダルや感謝状を獲得している。