リヤド:20日、サウジ通信社(SPA)は、サウジアラビアが、北アフリカのチュニジアの低迷する経済を支援するため、有償資金協力として4億米ドル、補助金として1億米ドルを提供すると報じた。
サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子の指示の下で提供される財政援助は、4億米ドルの譲許的融資契約と1億米ドルの助成金に関連する覚書で構成されている。
協定には、サウジアラビアのムハンマド・ビン・アブドゥラー・アル・ジャダーン財務大臣とチュニジアのシハーム・ブーグディーリー財務大臣が署名した。
アル・ジャダーン財務大臣は、金融政策はアラブおよびイスラム諸国の発展と経済を支援するサウジアラビアの取り組みの一環であると述べた。
同大臣はツイッターで「チュニジア経済の安定と繁栄を支援し、地域金融機関や国際金融機関によるチュニジアへのさらなる金融支援への道を開くのに役立つだろう」と述べた。
また、サウジアラビアはさまざまな分野でチュニジアとの協力をさらに進めるために引き続き努力すると付け加え、サウジアラビアが2019年にチュニジア国庫に5億米ドルの現金融資を提供したことにも言及した。