
リヤド:国営サウジ通信(SPA)は火曜、「サウジアラビアは国際的に認められているイエメン政府に12億ドルを供与し、苦境にあるイエメン経済を支援する」と報じた。
「サウジアラビアとイエメンとの強い結びつきに基づく同支援は、イエメン政府からの財政赤字対策への支援要請に応えたものだ」とSPAは伝えている。
同援助はまた、給与支払や食料確保にも使用される予定であり、サウジアラビアの「イエメンの安全、安定、発展を確保したい」という意欲を確認できるものとなっている。
イエメンのサレム・ビン・ブレイク財務相は、サウジアラビアの援助は「イエメンの経済安定を達成し、人民の苦しみを軽減し、イエメン政府の各州市民への奉仕を支援しようとする同王国の熱意を示す」ものであると述べた。
同相は、「この新たな経済支援は、数十年にわたってサウジアラビアがイエメンに提供してきた一連の開発・経済支援の延長であり、イエメン政府の財政赤字対策にとって重要な対応である」と語った。
ビン・ブレイク財務相はまた、「同支援は、イエメン政府の給与、賃金、運営費を支えるのにも役立つ。さらに、イエメンの食糧安全保障の確保にも大きな影響を与える。同支援により、イエメンに対する同王国の永続的な支援がさらに明白なものとなった」と付け加えた。