


リヤド:サウジアラビアの援助機関であるサルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)は、イエメンのラヒジュ県にある3つの学校を再建し、同県の子どもたちへの教育サービスを再開するため、同国の教育省に施設を引き渡した。
リヤドを拠点とするKSreliefは金曜、ラヒジュ県トゥバン地区で3つの学校を再建したと発表した。
教育省のプロジェクト設備部門の次官補であるファドル・アブドラ・アリ氏は、KSreliefが学校建設、修復、復興のため、イエメンの教育部門に対して実施した支援を称賛した。
アリ氏は、イエメンの教育制度に対する緊急対応策の一環として、今後のKSreliefの計画に関する公式報告書を引用し、「28教室の拡張、10校の修復(下水道施設を含む)、20校の職員に対する教育援助、40名の研修生に対する心理・教育的支援活動が提供される」と述べた。
ラヒジュ、アビヤン、アルダーリウ、タイズの各県では、男女合わせて16,000名以上の生徒がこの計画の恩恵を受けることになる。
学校は木曜に引き渡された。これは、KSreliefを通じて王国が提供する人道支援・救援プロジェクトの一環として実行されたものだ。
サウジアラビアのイエメン支援は、イエメンと同国の強い結びつきから派生した。
サウジアラビアは先週火曜、国際的に承認されたイエメン政府に対する12億ドルの援助計画を発表した。
この援助は、苦境にあるイエメンの経済活性化、給与支払い、食糧安全保障の改善などを促進するためのものであり、イエメンにおける安全、安定、発展を達成できるよう手助けしたいというサウジアラビアの意向が反映されている。
この援助計画は、イエメン政府の財政赤字対策に対する支援要請に応えて提供された。