
リヤド:サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)は5日、ヨルダンのアル・ザータリ難民キャンプでシリア難民の子供たちに向けたサッカーアカデミーを開設したと、国営サウジ通信が報じた。
このアカデミーでは、サウジアラビアサッカー連盟と協力して子供たちにサッカーの技術を教えつつ、25人の新人コーチに対しても全面的なトレーニングを行う。
コーチとして一通りの基準を満たすと、国際サッカー連盟(FIFA)のC級ライセンスを取得することができる。
これはKSreliefが行っているボランティアプログラムの一環で、12人のボランティアも参加する。
この他にも、KSreliefはサウジアラビアの国営鉱物会社「マーデン」と協力して、マラウィで洪水の被害を受けた人々に対し、11万kgの肥料と農業用種子を提供し、困窮する1000世帯に援助を行った。
どちらのプログラムも、サウジアラビアが運営する人道支援機関KSreliefを通じて、助けを必要としている世界中の国々や人々の支援を目指し、人道支援や救援活動といった枠組みの中で実施されている。