
リヤド:サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン王子兼外務大臣が、サルマン国王の代理で第78回国連総会に出席するためニューヨーク市に到着した。国営サウジ通信社(SPA)が17日早朝に伝えた。
サウジ外相と代表団は、9月16日に「77カ国プラス中国」首脳会議に出席したキューバのハバナからニューヨークに移動した。
第78回国連総会は、地球の急速な高温化、貧困と食料不安の悪化、戦争、インフレ、人道的ニーズの規模と費用の増大、不平等の深刻化が懸念される中、2023年9月18日から26日にかけて開催される。
ファイサル外相は、提起された問題に対処する方法を議論するため、複数の公式会議に参加する予定である。SPAによると、同外相は湾岸アラブ諸国協力評議会、イスラム協力機構、アラブ連盟が関与し開催される多数の閣僚級会合にも参加する予定だ。
また、ファイサル外相は今回の総会出席に合わせて、各国の代表者との二国間協議や、第78回国連総会の活動に参加する国際機関の関係者らとの二者間協議にも臨む予定である。