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• 会談への中国使節は、全当事国が、米国のイランに対する制裁解除を含む問題に関する取り組みを加速することに同意したと述べた。

ジェッダ：17日に代表団が述べたところによると、イランとの核合意復活に関する交渉は、ウィーンでの第2ラウンドの交渉終了後、加速するだろう。

会談への中国使節は、全当事国（中国、ロシア、フランス、英国、ドイツ、イラン）が、米国のイランに対する制裁解除などの問題に関する取り組みを加速することに合意したと述べた。

「全当事国が、制裁解除やその他関連問題について、より広範囲で実質的な取り組みに携わり、今後一層加速することに合意した」とワン・クン氏は述べた。

2015年の合意である「包括的共同行動計画（JCPOA）」は、制裁解除の見返りにイランの核開発計画を抑止するものだったが、2018年に米国が離脱し崩壊した。ドナルド・トランプ前大統領は制裁を課し、イランは核分裂性ウランを協定で禁止されている純度のレベルまで濃縮することで応答した。

ジョー・バイデン新米大統領は、イランがJCPOAの遵守に復帰する場合、制裁解除することを申し出たが、これまでのところ、イランは最初に制裁緩和すべきだと主張している。先週ウィーンにて、行き詰まりを打開するための交渉が始まり、合同委員会として知られる協議への当事者一団が関与している。

イランが直接交渉を拒否したため、米国は出席していないが、交渉の議長を務めるEU当局者は、近隣のホテルで米国の代表団とシャトル外交を行っている。

ワン氏は、「今後数日以内に、合同委員会が制裁解除の具体的打開策について交渉開始することを望む」と述べた。

EUのエンリケ・モラ特使は、「進展は非常に困難であった。今後、我々はより詳細な取り組みを必要とする。」

イランの首席交渉官であるアッバース・アラクチ氏は、イラン代表団が核問題と制裁解除に関する提案条文を提出し、「少なくとも共通見解がある分野で」共通の条文に取り組むことができると述べた。深刻な意見の不一致が残る一方、「新たな理解が生まれているようであり、今や全当事国間で共通の最終目標がある」と氏は述べた。

ナタンツのイランの旗艦核開発プラントに爆発を起こし、無力化させた先週のイスラエルの妨害攻撃によって、交渉は複雑化している。イランは17日、爆発に関与したとして逮捕を要求する人物を特定した。

イラン諜報省により、「この妨害行為の犯人であるレザ・カリミが特定された」。しかし、爆発前に国外に逃れた、と国営テレビは伝えた。「犯人の逮捕および合法的経路で帰国させるための必要措置が進行中である」

国営テレビはまた、ナタンツでの爆発で損傷した装置の代替えとなった一連のウラン濃縮遠心分離機の映像を放送した。