3Filsの日本風ラーメンレストランSLRPは、本格的な日本食と一流の料理の究極の融合が売りだ。
アブダビのヤス島にあるSLRPでは、ミシュランの星付きのラーメンのベテランとして知られるシェフ、城間俊氏が厳選した刺激的な体験を楽しめる。
SLRPの代表者は、アラブニュース・ジャパンに対し、9月3日にアブダビにレストランを開くまでの経緯と苦労について語った。
「SLRPの主なコンセプトは、本物の日本のラーメンをドバイに紹介し、この人気の日本食を中心としたユニークで質の高いダイニング体験を楽しんでいただくことです」
「アブダビにおけるSLRPの設立と開店には、相応の課題が伴いました。まずは、地元産の食材を使いながら一貫して本物のラーメンを作り続けることが最優先でした。品質基準を満たす最適な原材料を見つけるため、地元のサプライヤーと緊密に協力する必要がありました。さらに、本格的な日本食を提供するにはキッチンとサービスのスタッフが欠かせませんが、その教育には膨大な時間と労力がかかりました。最後に、私たちの日本のルーツに忠実に、かつドバイに暮らす人と観光客の多様な嗜好に応えるメニューを作ることは、常にバランスを考える作業でした」
アブダビのSLRPで日本食を試食した人たちの反応と感想について、代表者は次のように述べた。「アブダビのSLRPで日本食を試食した人たちからの反応やフィードバックは、圧倒的に好意的です。本格派のラーメン、料理に対するきめ細かな目配り、店内の温かい雰囲気は、多くのお客様から高く評価されています。濃厚で風味豊かなスープ、完璧な茹で具合の麺、当レストランのダイニング体験全体についても賞賛の声をいただきました」
代表者は、SLRPとアブダビの他の日本食レストランとの違いについても語った。「ドバイのSLRPが他の日本食レストランと違うのは、ラーメンがショーの主役である点です。多種多様なメニューを持つ日本食レストランが多いのですが、当店はラーメンの技芸を完成させることを専門としています。最高の食材を仕入れ、どこよりも本格的で美味しいラーメンを仕上げるため、長時間かけてスープを作り上げることに誇りを持っています。調理とプレゼンテーションに秀でているのは、この唯一無二の料理へのこだわりゆえなのです」
SLRPのヘッドシェフ、城間俊氏は、ダイニング体験についてアラブニュース・ジャパンに語った。「SLRPの日本食のコンセプトと調理法の軸は、本物と職人技です。できる限り、高品質で新鮮な地元産の食材を使うことを優先しています。当店の日本食に対するアプローチは、伝統を尊重しながら現代的な工夫を加えて、ユニークで思い出に残る料理を生み出すというものです。ラーメンに完璧に合うスープの仕込み方や、すし飯の味付けなど、基本をマスターすることが、格別なダイニング体験を生み出すために欠かせないと考えています。また、お客様に日本食の真髄を味わっていただけるよう、温かく居心地の良い雰囲気づくりにも力を入れています」
SLRPの直近の計画について、代表者は次のように述べた。「近い将来、季節限定のラーメンもメニューに加え、さまざまな食の嗜好に合わせた新しいバリエーションを導入する予定です。また、地域のアーティストやミュージシャンとコラボレーションして、お客様にユニークなダイニング体験を提供する計画もあります」