菅義偉首相が26日に福島県を訪問する方向で調整していることが分かった。福島入りは首相就任後初めて。菅政権として東日本大震災の被災地復興に全力を挙げる姿勢を示す狙いがあるとみられる。政府関係者が24日、明らかにした。
首相は、東京電力福島第1原発の視察や地元自治体の首長らとの懇談を調整。福島県が同県双葉町に整備した「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪れることも検討している。
首相は23日に首相官邸で平沢勝栄復興相と会談した際、早期の福島訪問に意欲を示していた。
JIJI Press